うさぎ組の1日(3月)
先日、らいおん組さんのお別れウィークがありました。
手遊びの中に、「ペンギンマークの百貨店」という手遊びがあります。
小さいクラスが好きな手遊びがどんどん広がり、どのクラスも好きな手遊びになりました。
そこで今年のお別れウィークは、保育所全体を「ペンギン百貨店」にしよう!ということになりました。
何屋さんにするかは各クラスで決め、うさぎ組は「スマホショップ(写真デココーナー)」になりました。
うさぎ組の子たちは、スマホにアプリシールを貼ってスマホを作ってくれました。
「らいおん組さんへプレゼントするんだ」とすごい集中力でスマホのプレゼント作りに取り組んでくれました。
そして、当日までらいおん組さんには秘密だよ!というお約束も守っている可愛いうさぎ組の子ども達です。相手の事を思ってウキウキしながら製作に取り組む子どもたちに1年の成長を感じました。
お別れウィーク初日、うさぎ組の子は店員さんになり、「いらっしゃいませー」と声をかけたり、バーコードをスキャンしたり、大張り切りです。
そして、記念撮影デココーナーでは、チェキで撮影し出てきた写真にその場でらいおん組さんが自分で絵を描いたり、シールを貼ったり、それぞれ自由にデコレーションを楽しんでいました。
うさぎ組が作ったスマホにらいおん組さんが自分たちで自由にデコレーションし先生に見せたり、友達同士で見せ合い会話を楽しむ姿にわたしたちもほっこりしました。
別の日。今度はらいおん組さんのお店に行く日です。ペンギン百貨店カードを持って嬉しそうです。
らいおん組さんのお店は「ゲームセンター」。グループに分かれてゲームを考えたり作っていて、しっかり考えて作られているのが伝わってくる素敵なお店になっていました。
また、お店に行ったうさぎ組の子たちに遊び方を説明したり、案内したり保育者が手伝わなくても子どもたちだけで考えて行動する姿に、大きくなったな!さすが年長のおにいさん、おねえさんだな!と感動する瞬間でもありました。そして、そんならいおん組のカッコイイ姿を見て「わたしたちもこんならいおん組になりたい‼」と感じているのだろうな。と思いました。
最後にステージショーもあり、マジック、お笑い、怖い話などここでもらいおん組の子ども達中心で考えたショーをじっと見たり笑ったり、楽しむことができました。
クラスによってそれぞれ出来ることは違いますが、相手の事を思って取り組む姿が見られて、子どもたち自身みんなが中心になり楽しんでいるのが伝わってくる素敵なお別れ会ウィークになりました。
こうやって全クラスがかかわりながららいおん組さんとの思い出を振り返ったり、進級への期待をふくらませていくのかな。と寂しい気持ちとうれしい気持ちで子どもたちの1年の成長を見ることができました。